My Days

乳がん、SLEのことを記録します

術後の思い出話



8年前に、半年で3回の全身麻酔手術をした私。


骨転移した、胸椎の手術 及び神経麻痺を解く手術
直腸がん手術
乳がん全摘手術


どれも色々あったけど、
乳がんが、一番楽だった。


手術は人、症状それぞれだし、
8年前のお話なので
色んなことが変わってるはずだから、
内容の話は置いといて。


ちょっと自分の回顧。



全身麻酔手術と言って
一番思うのは、
術後の、麻酔覚醒した時の
どうしようもない寒さ。


胸椎手術は、うつ伏せだったと思うから、
寒さは感じなかったように思う。


次の大腸手術の覚醒時が
もう、どうしたらいいか、
っていうくらい寒かった。


病室に戻るベッドの上で、
歯がガチガチと勝手になり、
全身が勝手に震え、
辛くて、辛くて。


身の置き所がない感じだった。


寒さを訴えたから
すぐに電気毛布を病室に持って来てくれて、
しばらくして落ち着いた。


だから、次の乳がん手術の前の
麻酔科の先生との話の時に
その時の辛さを切々と伝えた。


お陰で、乳がん術後は、病室に
電気毛布を準備していてくれた。





大腸手術後は、ほんと寒かった。
内臓系の手術だからかなぁ。
腹腔鏡手術だったんだけど。


去年、肺の乳がん転移を取る手術をした。
前回3回とは違う病院だったけど、
麻酔科の先生には、
切々と 切々と 
術後の寒さ体験を訴えておいた。


今回は覚醒後、すぐに毛布がかけられていたのか、
部屋が暖かったのか、
全く寒さを感じなかった。

手術室に、毛布が用意されていた。



術前の麻酔科の先生との話の時
他にもお願いしたことがあったが、
心配なことは、充分聞いて、
自分の気持ちを伝えることが、
大切だな、と思っている。


医療者たちは、
手術台に自分が乗った人は
多くないだろうから。


まぁ、私も、複数手術してるから、
わかったことなんだけどね。



今は、色んなことが
改善され、進歩してるだろうけど、
ちょっと古話をしてみました。