My Days

乳がん、SLEのことを記録します

忘れられないナースさん



胸椎手術入院も、
栄養点滴入院の時も
花咲乳がんを抱えていた。


そして、その後の
大腸がんで入院した時のこと。
8年前。


まだ、花咲乳がんを抱えていた。
 (後、抗がん剤で消滅)



花咲乳がんの手当ては大変で、
ガーゼにたっぷりワセリンや、専用軟膏を塗り、
胸に当て
その上から、防水パッドを当てていた。


そして、テープでとめて、
1日1回、
出血で、グチャグチャになれば、その都度
交換していた。

シャワーは、術前と、術後許可が下りてから

私は特別に、
最後に毎日入れるようにしてくれていた。



が、


乳腺外科でなく、消化器外科のせいか、
花咲乳がんを見たことのないナースさんが殆どで、
皆、処置がわからず、および腰で、
私が自分でしていた。


その前の2回の入院は、
どうだったか覚えていない。
多分自分で。



「乳腺の先生が処置に来ないの?」
という人もいた。


花咲乳がんを見たことのないナースさんたちは、
「見せてもらっていい?」
と、お勉強?に来たりしていた。
見るだけ。


ちょっと、嫌だった。



その中で、大腸術後に初めて担当になってくれた

ナースさん。


「以前、同じ状態の人を知ってるの」
「◯◯さんの、手当てのやり方を教えてね」と。



そして、留めテープのかぶれが酷いのを

我慢していた為に、
炎症一歩手前なのを気付いてくれて、
かぶれない、肌に優しいテープをすぐ持って来てくれた。


毎回とても丁寧に、優しく、フレンドリーに
手当てしてくれた。

色々、聞いてくれた。



花咲乳がんの患者にとって、
ナースさんと言えども、
この状態を処置してもらうのは、

なんとなく申し訳なく感じる。


私だけかな?


でも、そんな気持ちも

やわらげてくれた。

信頼で。



ガーゼもテープもたくさん使って、

すぐなくなるので、
正直、結構お金がかかっていたが、


ナースさんが、医療用を販売してくれる業者を紹介してくれて、
安くて、良い品を買えるようになった。
退院後も、配送で買えるようになって、
有り難かった。



ほんとに、さりげないフォローが、
とってもとっても嬉しかった。



退院の時は、
ポケットから、テープを数個くれて、
「使ってる途中のやつだから」
って。


ガーゼも。



どうしているのかなぁ。
お元気で、活躍されているかなぁ。


心の支えになってくれた、
忘れられないナースさんです。